Moi!モーイ日記

愛犬モーイとの日々を勝手気ままに綴った日記です

春なので

春の香りを嗅ぐとモーイとの出会いが思い出される。

「モーイ」はオランダ語で「美しい、素晴らしい」という意味がある。

ブリーダーさんから引き渡されて実際に初めて会うと、自分のネーミングセンスが抜群を通り越していて驚いた。

美しい!素敵な命!!確かにそう震えた。

【美しいぞ、モーイ!at 家の近くの公園にて】

そうやって子犬を抱っこしてふと横を向くと、同居人が絶賛大号泣。

「何だこれ!?可愛すぎる」のフレーズを連呼しながら、止めどなく涙を流していた。

普段の生活で誰かが大号泣していると、どんな理由であろうがスーッと冷静になる自分がいるが、その時ばかりは同感しまくりであった。

同居人とはモーイを引き取ると決定してからほぼ毎日、今までの2人の生活が終わって全く新しい生活が始まるね、と話してきた。

が、2人ともモーイを飼う実感が直前まで湧いていなかった。

【とっても赤ん坊】

ところがどっこいである。初対面、モーイとの生活が確実なものだと瞬時にガツンと実感できた。

会えた喜び、一緒に生活できる喜び、飼い主としての責任感、2人の生活が終わった寂しさ、予想できない新しい生活のワクワクと不安感、昔飼っていた愛犬への想い。

様々な感情の塊が隕石のようになって2人の脳天に衝突したのである。

【立派に美しいモーイ氏】

そうした引き取り主をごまんと見てきたからだろうか、ブリーダーさんは愛を持ってだだ笑ってくれていた。

しまいに私たちは、「モーイを絶対に幸せにしてみせます!」と思い返すと恥ずかしい感情的な宣言を堂々とし、車に乗り込んだことが思い出される。

 

モーイさん、今は幸せを感じてくれているかいな。