モーイはお散歩至上主義である。
寝ていようが、ご飯食べていようがお散歩の気配を感じると、全てを中断して尻尾を振って近づいてくる。
我らが首輪とリードを持ったら最後、喜びの遠吠えをし始める。
滅多に吠えない犬なので、この遠吠えを聞く時間が飼い主も好きである。
【初めての抱っこ散歩】
モーイが初めて散歩をしたのは、スリング(袋)に入れた抱っこ散歩だった。
外に出ると、目をまん丸に見開いてキョロキョロと外界を忙しなく見回していた。
その時、ちょうど下校中の小学生達に可愛がってもらったことも、今の人好きに繋がったのかもしれない。
【まん丸お目目で外界を観察中】
ワクチン接種後の本格的な散歩の前に、抱っこでいろんな人や犬、車などの外界のものに触れる重要性は学んでいた。今のモーイの外界との触れ方を考えると、抱っこ散歩の偉大さを強く実感する。
【セージにびっくり】
ただ、子犬は膀胱が小さいのですぐお漏らしをする。そのため、抱っこ散歩では毎回モーイのおしっこを浴びてた。抱っこしながら歩いてると、太ももあたりにツーーーーっと暖かいものが流れてくるのである。家に帰るとモーイとスリング、自分の服を洗うことがお散歩おかえりルーチンとなっていた。
【つぶれモーイ氏】
今は抱っこすることはなくなり、モーイはしっかり地に足をつけて歩いている。
尻尾を振って楽しそうでなによりだが、時々、あのモーイの体の暖かさとおしっこの暖かさが懐かしくなるのである。
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