モーイが家に来て早々、飼い主として大失格なことをしてしまった。それは、新しいおもちゃの音が鳴るボールをモーイに渡す時のこと。音に反応して喜ぶと思い、ボールを見せてすぐに音を鳴らしてしまったのである。
【なんじゃこの物体は？と警戒している様子】
モーイにとってはいきなり現れた謎の物体。そこから急にピーっと高く大きな音が鳴る。そりゃあびっくりして当然である。モーイの立場を理解せず、未知の対象との触れ合い方を間違ってしまった無知な飼い主。大反省。
【音にビックリ】
特に子犬の時期に恐怖体験をすると、その恐怖を感じた対象に一生トラウマを植え付けてしまう可能性がある。そのため、子犬が少しでも警戒していたり恐怖を感じている場合、飼い主が段階を得て犬を導いていく必要がある。それを全く無視したダメ飼い主。
【この日はボールは外にある限りハウスに籠っていた】
大反省をし、翌日からゆっくり段階を踏んでボールに慣れてもらった。ボールを見えるところに置いておく、少しでも触れたら褒めておやつをあげる等、毎日ゆっくり時間をかけた。すると、１週間後にはボールをくわえて持ってきてくれるまで好きになってくれたのである。
【ボールを大好きになってくれたモーイありがとう】
尻尾を振ってボールを持ってきてくれる姿を見て、犬は本当に純粋な存在だと実感。この子の安全・安楽は飼い主が守るべき義務だ、と反省の上で覚悟した出来事であった。
今もモーイが初体験する時にはこの出来事を思い出し、モーイの性格も踏まえながら時間をかけて慣れさせることを心がけている。
まだまだ未熟な私ですが、どうか見捨てないでおくれよ、モーイ姫。
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